部門紹介
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看護部3病棟
3病棟は精神科急性期病棟です。急性期症状を呈する患者さんに短期集中治療を行うことで、早期退院・社会参加が出来るように支援しています。また、秋田県精神科救急医療システムの全県における拠点病院として、365日24時間体制で救急患者さんを受け入れています。入院直後より、医師・看護師・精神保健福祉士・作業療法士・管理栄養士・薬剤師・臨床心理士など多職種で協働することで、質の高いチーム医療を提供しています。
入院直後から退院後家族や地域と共にその人らしい暮らしを実現するために、『地域での包括的支援に向けて退院前訪問』『自分の疾患と服薬の重要性を学習する服薬教室』『社会生活上での困り事に対する自分なりの対処方法を身につける訓練を行うSST(ソーシャルスキルトレーニング:社会生活技能訓練)』『再発防止を目的に、安定した状態の維持、また病状悪化の兆候がみられた際の自己対処と支援者の対応について計画するクライシスプラン』等を導入し、効果的な退院支援や、再発防止への取り組みも積極的に行っています。
看護師は、積極的に研修を受講し、専門的知識の向上を図り、様々な資格を取得するなど自己研鑽しながらスキルアップを図っています。病棟には精神科認定看護師も配置されていて『安全・安心・患者さん中心』で質の高い看護を提供しています。
療養環境においては、安全のために様々な制約がありますが、病棟内に中庭があることで、季節感や開放感を感じられるようになっています。患者さん、ご家族に対して常に笑顔で丁寧な対応を行い、倫理的配慮を常に意識して日々頑張っている病棟です。