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リハセンだより第45号(2009年10月発行)

リハセン秋の大運動会

2009年10月1日、リハセン恒例の秋の大運動会が行われました。

今年は職員がアイデアを出し合い競技種目を一新し、これまで以上に楽しい雰囲気で盛り上がりました。

休憩中にはアトラクションとして「バットぐるぐるボーリング」が行われ、目を回した職員の姿に会場は爆笑の渦に包まれました。

僅差で赤組が優勝し、最も頑張った7病棟の代表者に優勝カップが手渡されました。

「われわれの職業倫理と臨床倫理」及び「患者と医療者のパートナーシップ指針」

今年度新たに「われわれの職業倫理と臨床倫理」及び「患者と医療者のパートナーシップ指針」を策定しました。 これらの倫理・指針をもとに、県民の皆様によりよい医療を提供できるよう努力してまいります。

われわれの職業倫理と臨床倫理

倫理規定

当センターは秋田県民の病院として、最適で高度な医療を提供すると同時に、患者さまに愛され、気持ちよく利用していただけるように、職員が一丸となり、職業倫理・臨床倫理に基づいた行動に徹します。

職業倫理

  1. 医療者として、その責任を自覚し、人格・教養を高めるように努めます。
  2. 医療者として、仕事に熱意を持ち、その専門性を高めるよう、自己研鑽に努めます。
  3. 医療の公共性を大切にして、法令遵守と地域社会への貢献に努めます。
  4. 内外の医療者や福祉関連職種と交流し、チーム医療・地域医療連携に努めます。

臨床倫理

  1. 精神、身体的障害を扱う医療機関として、患者さまの人格尊重や意思の尊重、自己決定権の尊重を最大限配慮した医療を展開いたします。
  2. 患者さまの機能的状態や病状に対する説明、診療内容、必要な事項の説明を、わかりやすく丁寧に、時間をかけて行います。
  3. センターでの医療が納得して受けられるように、患者さまが他医療機関でセカンド・オピニオンを求める機会を支援いたします。
  4. センターでの医療にとどまらず、かかりつけ医療機関・福祉介護施設などとの連携を深めて、患者さまの生活の場を重視した医療とケアを目指します。

職業・臨床倫理規定に関わる継続的検討

日常の倫理的問題に適切・迅速に対処するため、職業倫理・臨床倫理に関する検討を定期的に行います。

「患者と医療者のパートナーシップ」指針

基本指針

当センターは秋田県民の病院として、最適で高度な医療を提供すると同時に、患者さまやご家族の医療や療養に対する希望・自己決定権を尊重して、患者さまと医療者のパートナーシップを大切にします。

具体的対応と要望を反映するしくみ

  1. 医療・療養過程に患者さまとご家族の要望を取り入れるため、以下の取り組みを行っています。
  • 入院時診療計画の具体的説明(入院病棟・治療方針・安全対策、など)を行い、同意を得た上で、説明した文書の提供を行っています。
  • 初期評価後、および月ごとの総合診療計画実施書の具体的説明を行い、同意を得た上で、説明した文書の提供を行っています(リハビリテーション科)。
  • 診療に関するチームカンファランスへの家族参加を呼びかけています(認知症病棟など)。
  • 在宅に向けた医療スタッフの訪問と療養環境整備目的の相談を受けています(リハビリテーション科)。
  • ソーシャル・スキル向上目的の訓練計画の立案へ、患者・家族の参加を呼びかけています(神経・精神科)。
  1. 外来アンケート調査、入院患者さま退院時アンケート調査を通じて、全体的・個別的要望事項の確認とその対応を公開しています。
  2. 「病院長への手紙」により直接、センター管理者へ意見が届きます。またその対応内容については院内に公開しています。
  3. 「リハビリ講座」を定期的に開催し、テーマを絞って患者さま・ご家族に必要な情報の提供と相談に応じています。

患者さまと医療者のパートナーシップを継続的検討

患者さま・ご家族から指摘された問題や要望については、安全・安心な療養環境を目指して、定期的な検討を行っています。

地域医療連携科からのお知らせ

リハビリテーション科のファクスによる入院予約の受付業務を10月1日から、地域医療連携科で行うことになり、ファクス番号も変わりました。

また、入院予約申し込みカードも内容の一部が変わりましたので、必要な場合は地域医療科までご連絡ください。
(リハセンのホームページからもダウンロードできます。)

ファクス入院申し込み先

リハセン地域医療連携科

  • ファクス番号:018-892-3816
  • 直通電話:018-892-3798

ファクスによる入院予約の手順

  1. 入院予約申し込みカードと診療情報提供書(紹介元病院で作成)を地域医療連携科にファクス送信してください。
  2. 地域医療連携科より入院予約受付の連絡をファクスにて返信します。予約申込みのファクス受信後1日から2日以内に返信しますが、入院予約決定まで1週間ほどかかる場合があります。この場合にはその旨をお知らせいたします。
  3. 入院予約受付の連絡後は入院日が決定するまでお待ちください。入院日、入院病棟が決定したらファクスにてお知らせいたします。このお知らせの後、入院予約申し込みカードの内容を再度確認するために電話連絡しますのでご協力をお願いいたします。
イラスト:ファクスによる入院予約の手順

当センターの外来受診を希望される患者様の窓口は、従来どおり、相談室のソーシャルワーカーとなります。

またまた新型インフルエンザ流行期です

リハビリテーション部長:中澤 操

怖い病気ですか?

答え:新型は誰も免疫がないので当然感染拡大が早いです。8月27日現在日本では、新型に推定11万人感染し死者5名(11万人分の5人=0.0045パーセント)、季節性インフルエンザは毎年1千万人が感染し1万人死亡(0.1パーセント)です。いたずらに怖がらず、楽観もせずに対応しましょう。

38度以上に発熱したらどうすればいいですか?

答え:「状態が悪化する様子がないとき」自宅にいましょう。薬を飲まなくても自宅安静だけで治る人が殆どなのです。「24時間様子をみて状態が悪化するとき(熱上昇、倦怠感、筋肉痛、激しい咳など)」は、発熱相談センターに電話し指示を受けましょう。

どういう人は気をつけるべきですか?

答え:妊娠、喘息、透析中、免疫低下(病気、抗がん剤治療中など)などは要注意です。

要注意とはどういうことですか?

答え:その基礎疾患を悪化させないこと、人と接触する機会を減らすこと。職場で狭い部屋で昼食を皆で仲良く食べるよりも広い場所で1人孤独に食べるほうが安全です。

最後にひと言

いずれ人口の40パーセント程度が感染するらしいです。「感染した人を特別視しない」「本人はさっさと休む」「体調が悪いのに出勤・登校・外出しない」「もし外出する時(例:透析は熱があってもやります)は必ずマスクをする」「手洗い手洗い手洗い」「1957年アジア風邪(当時の新型)の記憶がある人は教えて下さい」

新任医師の紹介

7月から赴任いたしました佐藤雅俊と申します。中通総合病院から参りました。湯沢市出身ですが,宮城県に長く暮らしていたため,わからない秋田弁もあります。ご容赦ください。

写真:佐藤雅俊先生
佐藤 雅俊 先生

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