部門紹介


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臨床心理室(CP)

臨床心理室(CP)では、3名の臨床心理士が、入院・外来患者様を対象に主に心理検査や心理療法を行っています。

  1. リハビリテーション科では、高次脳機能障害の精査を中心に行っていますが、最近では心理療法の要望も増えてきています。
  2. 精神科では、鑑別診断や今後の治療に役立てるための知能検査や性格検査、心理療法を行っています。このほか、病棟では、統合失調症の患者様に対し小グループで服薬教室を、ご家族に対し家族教室を実施し(医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士と協同)、再発予防を目指しています。また、ショートケアのプログラム(社会生活技能訓練(SST)や喫茶カモミール)に協力しています。
  3. 認知症に関するものとしては、もの忘れ外来で認知機能検査を行ったり、認知症病棟で検査以外に少グループで昔語りをする回想法「おはなしの会」を楽しく行ったりしています。また、昨年度発足した認知症疾患医療センターのスタッフとしては、各種研修会の企画・運営、病棟の回想法の講義や見学対応、外部連携機関での出張講義なども行っています。

このほか、臨床心理士の養成支援にも力を入れるため、2014年度より学生実習の受け入れを開始しました。

患者様の笑顔が私たちのパワーの源です。すべての業務において、主治医をはじめ看護師や訓練士等のスタッフとの連携を大切にし、今後も患者様の幅広いご要望にお応えできるよう研鑽に努めてまいります。

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