部門紹介
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看護部1病棟
1病棟は精神科では唯一の開放病棟で、精神疾患患者の社会復帰を支援する病棟と位置づけ、休息のための保護的環境の提供、社会性を身につけるための生活指導、社会資源を活用しながら生活が送れるよう退院に向けた支援を行っています。入院患者の特徴として、症状の回復に時間を要する方や、再燃を繰り返す慢性期の方が多いことから、医師を中心に多職種と協働しながら作業療法や理学療法、心理教育など、症状や生活能力に合わせたケアや治療を提供しています。さらに修正型電気刺激療法(維持期mECT)、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法、アルコール依存症教育入院の受け入れも積極的に行い、専門的な看護を提供しています。
また、日本で最も高齢化が進んでいる秋田県に於いて、認知症患者への入院療養環境の提供の他、軽度の認知症や軽度認知障害(MCI)のある方には、アルツハイマー病の進行を抑制するレカネマブの治療にも参画し認知症看護にも力を入れています。
受け持ち看護師が中心となり、患者、家族の意思決定を支援することを心掛け、退院を見据えた援助を実践するとともに、スタッフ全員一丸となり、「患者の尊重と思いやり、より良い療養環境の提供」をモットーにONETEAMで医療、看護の提供を行っています。