部門紹介
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看護部6病棟
6病棟は認知症閉鎖病棟です。アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・血管性認知症などによる様々な心理・行動症状を呈する患者さんや身体的治療を必要とする認知症患者さんが入院されており、MRIやSPECT、心理検査などによる精査、治療、日常生活援助、リハビリテーション(理学療法・集団作業療法・回想法)などを行っています。
医師・看護師・介護福祉士・看護助手・医療相談員・訓練士・栄養士など多職種が専門性を活かし、症状や身体・認知機能を評価しながら個別性のある看護支援と安全な療養環境の提供に努めています。
主な取り組みとして、
① 疾患の特性を理解し、様々な心理・行動症状に対して肯定的な態度で接し、話題や気分転換を図っています。
② 認知症患者の急性及び重篤な身体疾患に対して、予測性を持った観察と判断力で適切な処置を行い、病状の進行の予防に努めています。
③ 精神作業療法士と連携し集団療法・レクリエーション・散歩などを積極的に行い、残存機能を活かすようリハビリテーション的アプローチを心掛けています。
④ 介護福祉士が中心となり、アクティビティケア(楽しむ体験等を通して生活リズムの維持・向上に努めるケア)を通して心身の機能維持・向上と活気ある日常生活の提供に努めています。
⑤ 身体障害や日常生活能力に障害のある患者さんの事故防止のための安全対策と環境整備に努めています。
⑥ 個々の生活背景・残存機能評価による個別性のある看護支援と退院支援を行っています。